というタイトルの講演を、先週の土曜日に聴いてきた。
場所は、わが母校、名古屋外国語大学。講演者は学長。
びっくりしたのは学長は80歳!!
この先、学長の講演を聞くチャンスなんてめったにないし
学長の話はおもしろい(・・・らしい)から、参加してみた。
教職課程の学生は半強制的に参加させられ、
このレポートを作らなければいけないらしい。
大変ですな・・・(笑)
講演を聴いて思ったこと。
如何にして生徒に自信を持たせるか??が大切な部分。
それはどんなレベルにあろうとも、どんな些細なものであろうとも
決して妥協せずに取り組まないとダメだし
自分が手を抜いた瞬間に、生徒はきっと離れてってしまう。
ほんの小さな変化にも気づくことが出来る観察眼を養わないとダメだし、
それを臆せずに褒めたり叱ったり出来る度胸も必要かもしれない。
ほとんどが日本語の話(学長の専門分野の日本語音声学)で終わっちゃったけど
日本人は英語を学ぶとき、日本語をベースにしないと学習できないところがある
(・・・気がする)
だからこそ、日本語の細かい部分にもこだわって外国語学習をしないといけない。
それが、単純な「言語」の習得になることだけは避けなければならないし
ただの知識バカになってほしくもない。
言語と文化、それぞれを包括した「言葉」の感覚を身に着けて欲しいと思う。
いましの子どもたちは、日本語のものさしですらあやふやなのに、
外国語だなんて・・・って思っちゃうけどね。
そこには、国際理解教育だなんていわず
日本の自国にたいする理解を深めないといけないのかもしれない。
そういう観点で話を聞くと、やっぱり学習指導要領の再考はして欲しいと思う。
本気で日本の教育を考えるのであればね。
学校教育の現場における語学は、世間でいう語学ではない。
「言語だけを学べばいい」と言う単純なもんじゃない。
その言語に含まれる「文化・習慣・民俗ect」を一緒に見知ってこそ
学校教育での「外国の言葉の学習」として成立する。
そう思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿