2005年10月4日火曜日

通訳英語の影で・・・

今日は、火曜恒例『通訳英語』の時間。

半年やってきて今だに慣れていません。
空気にはなれましたが、発言が出来ません。

しかし、

今日は思い切って質問してみようと意気込んでいました。
上海に留学していた人が体験談を話してくれたので

『次回の万博は上海ですが、国や上海などでは
広告やキャンペーンなど何か盛り上がっていますか?』

と聞いてみようと思いました。

がしかし、


出来ませんでした。

というのも、こんな軽い質問が出来るような雰囲気ではなかったからです。
『今日のあたいはいつもと違うぞ!!』
そう思いつつもできませんでした。
それはある先輩がこんな質問をしたからです。

『本で読んだのですが、中国の上海での貧富の差は
アメリカのニューヨークよりも激しいと書いてありましたが本当でしたか?』

A:本当です。

その後、そういう負の話について語ってくれました。
雰囲気は暗くなりましたが、個人的にはいい勉強になりました。

こんな内容でした。
本当に貧しい人は、駅や電車の中で物乞いをすること。
それでも足りない人や、さらに貧しい人は
自分の体を数箇所切断し、物乞いをしたりすること。
朝の9時から『日本人が中国人を殺害するドラマ』を放映していたこと。
上海でのデモの話。
中国では全く耳にしたことがなく、NHKの放送で初めて聞いたということ。
中国での1人っ子政策の話。住居・生活環境。
本人は詳しくは知らないといっていましたが、都市部と地方で差別がある(??)
らしいという話。(あくまでも噂です。)

実際に行ってみて、日本人は『鬼、モンスター』っていうイメージがあるという風に
語ってくれました。
そうだろうとは思っていましたが、こんなにひどい状況とは知りませんでした。
最後にこういうことも行っていました。
『政治学者じゃないんでよくわかりませんが
中国の経済状況は年々、悪くなっていっていると思います。
だから、今、中国の市場が注目されてますけど、
近い将来、中国の経済が破綻すると思います。
あくまで、自分の考えですが・・・』

すごく、ズシっと来ました。

自分の今回の目標は達成できなかったものの
すごく有意義な時間になったことは間違いないと思います。

今の日本を知らない人、つまり50歳以上人らがそう思っている
昔の日本人像を崩せずにいるということではないだろか?
先生も言ってたけど、『日本に来たら、絶対にそんなことは思わないと思う。』
それはそうだと思った。
彼らはただ、『井の中の蛙』になっているのだろう。
韓国でも同じことが言えるんとちゃうかな?

巷では、『近くて遠い国』ではなくなったなんて言ってますが
まだまだ、全然そんなことはないと思う。

今まで持ってきた中国や韓国に対するワダカマリみたいなものは
解けた気がする。
だから、中国や韓国が好きになるってわけじゃない。
今でもあたいは絶対に負けたくない敵だと思う。

ただ、嫌いだからといって理由もなしに嫌うのではなくて
嫌いだけど、助けなければならないところ
そういう誤解を解かなければならないこと
そういうのが必要なのかな??


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