2005年10月13日木曜日

日本vsウクライナ戦

日本vsウクライナ戦の総評を勝手にしてみます。
敗因は間違いなくこの2つでしょう。

①中田浩二の退場。
まぁ、確かに審判も大げさですがこの1人減ることがすごく大きい。
そもそも、普通のコンディションでも1人減ると体力に負担がかかる。
加えて、1点負けている状態(退場後のことですが・・・)のに
リスクを犯した攻撃・厚い攻撃ができない。
痛いですよ、10人と11人とではえらい違いですから。
これは皆さんもわかったことだと思います。

②選手交代の意味
これは深い。そもそも、選手交代は何のためにするのか?
・攻撃&守備時のリズムを変えたい
・選手がケガや状態が芳しくない。
etc
と言うことで、途中から出てきた選手を上げてみましょう。
鈴木・箕輪・村井・大久保・松井

まず、鈴木
ジーコは何を考えて鈴木を出したのか?
全く意図が取れませんでした。
流れは変わらない。ボールに触れない、ボールを持ってもキープできてない。
最悪でした。

箕輪と村井
この2人はなかなかいい動きでした。
欲を言うなら、箕輪にはあのコーナーキックを入れてほしかった。
ちなみにあのPKは仕方ありません。
村井にはもっと積極的にDFの裏への飛び出しをしてほしかった。
(駒野は後半の後半からいい飛び出ししてましたけど、もっと早くから仕掛けてほしかった。
おそらく前回のラトビア戦の反省で『守備的に・・・』と言うことだったんでしょう。)

松井
よかったです。人数が少ないからキープして見方の上がりを待って
攻撃するって言う意図が見えてました。
ただ、もっと積極的に動いてもっとゲームに絡んでほしかった。

大久保
別に言うことありません。何のためにロスタイムに大久保を投入したのか?
彼側に立ってみると、すごくかわいそうな気がしてきます。
たった2分で『何をやれ』と・・・。もっと早い段階で交代させてほしかったです。

とまぁ、色々言いましたが、大久保を早い段階(後半20~25分以降)で出す予定だったんでしょう。
予定外の退場者が出てしまったので・・・。
プランを変更せざるを得ませんからねぇ。

中田浩二の退場がターニングポイントですね。
あそこから、一気に流れが悪くなりました。


まぁ、今回の試合は振るメンバーではないので仕方ないかも知れないですが
そんなコト言ってたら何も先には進みません。
相変わらず、中田英寿への依存度が高い。
全員が中田にパスし、そこからが中田任せ。
やっぱり小野は必要かと思います。パスが落ち着いてまわせますし。
何より、見てるとトコが違う。
中田英の運動量・中村のゲームメイク・小野の視野。
この三位一体が今の日本の柱ですからね。早く復帰してほしいです。

と言うことで、今回の選手の個人得点と採点の動機を載せておきます。
0~10満点です。

・川口 (5.5):バーに助けられたところもあったが、危ない場面をきっちりしのいだ。
・茂庭 (5):集中を切らさずによく守った。
・坪井 (4):随所にイージーなミスがあった。
・三都主(3):イエローカード・パス精度が低い・審判への抗議が多い。
・駒野 (5):前半ももっと飛び出してほしかった。後半の終わりごろは文句なし。
・中田浩(1):前回同様、パスミスからピンチを招いたのが数回+レットカード
・稲本 (4):試合中にほとんど名前が出てこなかった。もう少しプレーに絡んでほしい。
・中村 (5):決定機をいくつか演出。体調が優れなかった分減点。
・中田英(7):10人に減ってからも運動量が落ちていなかった。プレーに絡む回数が圧倒的に多い。
・高原 (5):もっとゴール前でプレーをしてほしい
・柳沢 (5.5):飛び出しはよかったがシュートを打ってほしい。

・鈴木 (3.5):もっとしっかりボールキープを。シュートなし。
・松井 (5):ボールキープはよかったが、確実な選択をしてほしかった。もっと前へ。
・箕輪 (5):特に硬さも無くよかった。コーナーのあれをワクへ飛ばしてほしかった。
・村井 (5):もっと積極的に前へ飛び出してもいいと思う。
・大久保(‐):評価するには時間が少なすぎる。

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