本当は怖いグリム童話に対抗して
自分で勝手に、作っちゃいました。
本当は怖い日本昔話
まぁ、いわゆる「ブラック・ユーモア」ってやつです。
浦島太郎
昔々、あるところに浦島太郎という男がいました。
彼はとても正義感が強く、弱いものいじめは大嫌いです。
ある日、浦島太郎が浜辺を歩いていると
子供たちが数人集まってました。
近づいてみると、真ん中で亀がいじめられていました。
ひっくり返され、棒でたたかれたり、蹴られたり・・・。
ひどい有様でした。
浦島太郎はその子供たちを注意しました。
「こら、動物は大切にせんといかんぞ!」
一喝して、子供たちを追い返しました。
すると、亀はこういいました。
「助けてくれてありがとう。お礼に竜宮城に招待します。
明日の夜、またこの浜辺に来てください。」
そういって帰っていきました。
翌日の夜、亀との約束どおり、浦島太郎は浜辺にやってきました。
すると、亀がやってきました。
「さぁ、私の背中に乗ってください!竜宮城に行きましょう!」
そういって亀は浦島太郎を背中に乗せて海の中へ入っていきました。
しかし、浦島太郎の様子がおかしくなってきました。
どうも、息が苦しい様子です。
「おい、大丈夫ですか、浦島さん?」
「もう・・・、だ・・・め・・・・・・」
浦島太郎は死んでしまいました。
息継ぎもできずに・・・
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