今、横浜の漫画喫茶です。
夜行バス(24時10分集合)までの時間つぶしと
各種機器の充電のため、入店しております。
この東京~横浜弾丸ツアーの内容は明日書きます。
それよりも、書きたい内容がどうしてもあるから
そっちを書きたいと思います。
いつぞやの日記にあったとおり、先生に呼ばれてたから
恐る恐る研究室に行ってみたら、想像してたこととまったく違った。
ただ、先生と2人きりで2時間ほど話をして終わった。
内容は非常に深く、先生のポリシーを受けとった。
言葉じゃぁなかなか表現できないことを感じたし
先生が持つすべてをオレに渡してきた気がしたし
なにより、オレはそれを受け取るべき人間なんだと自覚をした。
もちろん、形だけね。
当たり前だが、まだまだ先生には到底及ばない。
オレを含め、先生のことを愛情を込めて
「じいさん」と呼んでいるのはオレだけではない。
もちろん、本人を目の前にしてそんな呼び方はしない。
でも、自分の息子のように可愛がってくれる先生なのだ。
もっとも、先生の性格はこっちが手を焼くようなタイプだが・・・(笑)
そんな先生から1冊の重要な本を譲り受けた。
ある意味重たかったし、とても貴重な本を受け取った。
それは、『P.O.D.(Pocket Oxford Dictionary)』である。
なぜ、この本をオレにくれるのか話がまったく読めなかったけど
先生の話から、なぜ「この本」をあげるといったのか理解できたし
先生が持つ「英語教育ポリシー」をひしひしと感じた。
正直に言って、オレは感動して涙が出そうだった。
『P.O.D.』とは、OED(Oxford English Dictionary)系列の中で
ポケットサイズでありながら、もっとも優れているとされる辞書の1つ。
現在は絶版であり、日本の古書店において入手困難らしい・・・。
このP.O.D.の最大の特徴は、単語の「意味の書き方」で
英米人が持つ感覚、特に英国人の持つ感覚や
英国人がその単語を意味を想像するときの順番に即して書かれている。
初心者にとって使用は難しく、玄人ごのみの辞書だという。
これをなぜ、譲ってくれたのか・・・。先生の意図は次の3点だった。
・英語を指導する先生たるもの、英単語は英英辞書で調べる
・英米人が持つ英単語本来の感覚を理解しておかなければならない
・また、意味を調べることの苦労を怠ることなく行わなければならない
これを聞いて、先生がなぜ携帯やメールを使わないのか
先生が便利な道具を使かわない生活を続けているのか
普段先生が考えていることがここに集約されてた気がした。
あの先生がこんなことを言うなんて思っても見なかった。
それだけ先生に大事にされていることがここに来てわかったし
それも自分が想像してた以上に大きな愛を感じた。
やっぱり、先生ってすごいと思った。
じいさんはいつまででもオレのじいさんであって先生でもある。
オレは、これから「先生」のような先生になろうと決めた。
もちろん、「手を焼くような性格」にはなろうとは思わないけど。(笑)
どこか適当で世話下手がゆえ、周囲からの評判がお世辞にもよくない
って言われてることをオレは知ってる。
でも、オレにとっちゃー、先生はいつまでもオレの先生で師匠で恩師だ。
だから、いつまでも先生にはオレの「先生」でいてほしいと思う。
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